空時刻を使った水耕栽培の結果報告

約1ヶ月に渡って実験しました。
暗い環境で、空時刻でバジルを育てました。

結論としては「成功」です。
しかし、鍵は光量です。

今回の実験で用いた光量の異なる光源
【光量:大】空時刻 for PHILIPS hue
【光量:中】タブレット
【光量:小】スマホ

光量が十分なhueでは問題なく育ちましたが、スマホ/タブレットは、いずれも発芽するものの、そこから育たないという結果に至りました。

(注意点)
空時刻の水耕栽培利用は、本来の使い方とは異なり、植物には心理作用が働かないため、あくまで人工の1日のサイクルを作り出すジェネレーター的な扱いになります。

(水耕栽培での用途例)
夏植物に対しては、昼の時間を長くしたり、日光をあまり好まない植物には、その逆に昼を短くするなどの1日サイクルを作ることで植物にあった光環境を構築できます。

(得られた結果と今後の予定)
水耕栽培のみならず、連携できる光源機器を増やすことで、人間の心理作用にも働きやすくなるのではないかと考えます。
今回使用したhueなどの外部機器(光源機器)との連携のように、BluetoothなどでAPIを準備する必要性を強く感じました。
例えば、旅客機の照明と連携すれば、到着地の時刻に合わせた空の明るさを機内で体感でき、時差ぼけの軽減に働きかけることができます。
この半世紀余りで急成長した社会により人間に歪みが生じています。利用できる光源機器を広げることで、空時刻の効果をさらに発揮し、サポートしていければと幸いです。

ソラのトケイ

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